日 時:平成27年7月28日(金)、午前10時30分~11時
場 所:郡山看護専門学校
訪問者:横田洋子、大橋佳代

1.郡山看護専門学校のご紹介をお願いします。
2076明治45年、当時郡山では感染症の流行などにより看護職員の不足が顕著となり、地元での看護婦養成が急務となっておりました。そのため、医師会の有志によって民間で初となる「安積郡産婆看護婦養成所」が設立されたのです。
昭和56年「財団法人郡山高等厚生学院郡山准看護婦高等専修学校」を経て、平成23年には創立100周年を迎えました。
さらに、今日の少子高齢社会における医療の多様化に対応するため、平成25年度より看護学科を新設し、看護学科・准看護学科が併設した学校としてスタート致しました。

本校は、郡山医師会が運営している郡山市医療介護病院に隣接し、教室・実習室・情報処理室・図書室に視聴覚設備を備えた環境です。さらに医療現場の実践的な教育に加え、市内多くの病院、施設にご協力いただいての臨地実習を行っております。
県内の学校で学び、県内に就職できる体制作りを目指します。

2. 学校の特徴について教えてください。
2077本校は、「生命の尊厳と人間尊重を基盤として、豊かな感性を培い、科学的根拠に基づいた専門的知識・技術を用いて、保健・医療・福祉において質の高い看護を提供できる人材を育成する」ことを教育理念としています。
本校は看護学科・准看護学科を併設しているという特色があります。

看護職は、患者さんの状況・その背景と深く関わり、患者さんと家族を支える職業です。
両学科の学習内容に共通する点は、患者さんや家族を理解するための心理・社会生活・からだのしくみと働き・病気と検査、治療法・保健医療福祉の法律・人間の成長各期の特徴をとらえた看護についてです。
どちらの学科も対象となる人に関わりながら自分も成長していくことができます。

3.看護学科、准看護学科で取得できる資格を教えてください。
●「看護師」とは、傷病者や妊産婦、褥婦の療養上の世話や診療の補助をする国家資格です。看護学科を卒業することで、専門士の称号を受けることができま す。更に進学をして保健師・助産師・養護教諭の資格取得を目指すことができます。当校の看護学科は准看護師の資格を持った方が対象です。

●「准看護師」とは、医師、歯科医師または看護師の指示を受けて、傷病者や妊産婦、褥婦の療養上の世話や診療の補助をする都道府県知事の資格です。
更に進学して看護師を目指すことができます。

4.看護職を目指す方へメッセージをお願いします。
2078患者さん、家族に第一に寄り添えるのは看護師です。誰かの役に立ちたいという思いのある方はぜひ看護師を目指して欲しいと願っています。年齢を問わず、多くの方に目指して欲しい。
少子高齢社会になり、看護職の活躍の場は広がっています。
病院・診療所だけではなく、介護施設、訪問看護ステーションなどで多くの人材が必要とされています。
ぜひ私達と共に地域医療に関わる看護の道を志してみませんか。

本校の准看護学科には、高校卒業後に入学する学生だけではなく、社会人を経験した方など年齢や性別が違っても同じ志を持った学生が集まります。
誰もが初めは不安かもしれませんが、個人差は関係ありません。人に対する思いを持った人はすごくいい看護を展開してくれます。
心があれば誰でも伸びる!と信じています。熱い心を持った全職員が全力で関わりますから、安心して入学してきてください。

※オープンスクールで医療の現場を体験してみましょう。
 詳しくはこちら
 http://www.k-kango.or.jp/H27_open_school.html