丹治 一郎(たんじ いちろう)郡山市商工会議所会頭にインタビュー
丹治 一郎(たんじ いちろう)郡山市商工会議所会頭にインタビュー
日 時:平成26年9月25日(木)、午後5時~6時
場 所:郡山商工会議所会頭室
訪問者:今井淑子、大橋佳代
1.郡山商工会議所はどのような目的でいつ創られたのですか?
目的:「地区内における商工業者の共同社会を基盤とし、商工業の総合的な改善発達を図り、かねて社会一般の福祉の増進に資しもってわが国商工業の発展に寄与することを目的とする。」(定款)
『企業を育て 地域を伸ばす』 を使命として事業に取り組んでおります。
設立:大正14年11月27日(国より認可を受けた月日)
2.どのような事業をされていますか?
●地域の声を集め、意見具申、要望、陳情、建議すること。
東日本大震災復興市民総決起大会など郡山商工会議所が主体となって実施。
大会決議を、政府、省庁への要望のほか、道路、鉄道、空港など社会基盤の整備促進に向け要望を展開しております。
●地域企業の経営改善に関すること
主に中小企業相談所・経営指導員による経営指導、創業・起業に関する指導、販路拡大、金融相談など経営に関する事業全般。
●街づくりに関すること
●ものづくりに関すること(製造業の振興、テクノポリス推進機構)
●交流人口の拡大に関すること(コンベンションビューロー)
●講習会・セミナーの開催
●珠算・簿記・販売士など資格試験、検定試験の主催
●見本市、博覧会、展示会などの開催
ビール祭り、産業フェア、街なか音ステージ、街なかグランマルシェ
●輸出品の原産地証明
●商工業経営実態調査
●観光振興に関する事業
目的達成に向け全19項目の事業
3.どのような企業が会員になれますか?
地区内の商工業者のほか、協同組合・信用金庫・労働金庫・公社・経済関係団体・医療法人・社会福祉法人・弁護士法人・監査法人・特殊法人、学校法人・税理 士法人・社団法人・財団法人・中間法人・特定非営利法人・宗教法人などの法人のほか、医師、歯科医師、助産師、弁護士、公認会計士、司法書士、税理士、行 政書士、弁理士などの個人が会員となることができます。
4.現在の会員数は?
約4,634名です。(平成26年9月11日常議員会承認数)
5.今後の展望をお聞かせください。
私は子供の頃に父を亡くし、長男として家族を養うために、昭和37年23歳の時に起業しようと決心しました。若すぎて誰にも相手にしてもらえず悩んでいた 時に、母を通じて応援して下さる方に出会いました。周りの方の力を借りて、翌年24歳の時に開業することができたのです。それ以来「世の中は信用が大事で ある」という思いで出会いを大切にしています。
郡山商工会議所会館は、東日本大震災により断腸の思いで解体撤去。
現在、旧会館跡地に地上6階建の新会館を建設しております。(10月23日竣工予定)新会館は復興のシンボルとして地域企業を全力で支援。企業を育て地域を伸ばす・・郡山商工会議所の使命を果たして参ります。
会員事業所をはじめ企業を元気にして、地域を活性化するためどんどんバックアップしていきます。